[ eir慈のカットについて ]

美容室にとって一番重要な技術は『 カット 』です。

ヘアスタイルを作る上でカットの良し悪しが『 最重要 』だからです。
パーマやカラーリングをする上でも、形、艶、手触りに大きく影響します。
カットで行う作業は髪の長さを切ることですが、切る上で様々な調整が出来るんです。

レングス(髪を下ろした時の髪の長さ)

レングスはヘアスタイル縦幅を決めます。全てがそうですが人それぞれに似合う長さがあります。
身長・首の長さ・肩幅・胸の厚み・毛の流れこの部分を確認しながら設定をしていきます

フォルム(色んな角度から見たシルエット)

フォルムはヘアスタイルの形を決めます。これもまた人それぞれ似合う形があります。
基本的に日本人にとってはひし形が似合う形です。日本人の顔や、頭の形というのは奥行きというのが無いのが特徴です。
後頭部は絶壁、頭のはち部分は張っていて、頭の上の部分は平ら、これをひし形という形がカバーしてくれるからです。
これを踏まえてフォルムバランスを決めていきます。

肌の見せ方(似合わせのポイント)

肌の見せ方、これで似合う似合わないが決まります。
顔のパーツの位置や顎、首、横から見た時の肌の出方奥行きなどを見ながらカットしていきます。
特に前髪や顔周りをカットするのに非常に大切なポイントです。前髪で言えば長さ、幅、奥行き、方向、重さ、軽さ、ラインはパッツンなのか?ギザギザなのか?を決めていきます。

骨格の補正(コンプレックスの解消)

骨格の補正というのは人それぞれ骨格が違います。後頭部が絶壁・額が狭い・頭のはちが張っている・えらが張っている・頭が尖っている・頭の形が凸凹してる・頭の形が左右違う・e.t.c.
これは人それぞれの個性ですので、全てを補正するというわけではありません。ヘアスタイルがよく見えるようにバランスをとるということです。もちろんコンプレックスに思っている部分はしっかりと補正します。ただ、補正するのにはヘアスタイルが関係してくるのでその場合は補正しやすいヘアスタイルを提案させて頂きます。

毛流れ・くせ毛の補正

毛流れ・くせ毛も人ぞれぞれです。全てがカットのみで補正できるというわけではありませんが、ある程度のくせ毛や毛流れなら補正が可能です。 髪の性質は ①短い方から長い方へ流れる ②毛流れの強い方へ周りの毛は巻き込まれる ③毛流れがぶつかると浮いてボリュームが出る 他にもありますがこのような性質が有ります。この性質を利用して毛流れやくせ毛を抑えてます。

以上の5つのポイントを考えながら、カットしていきます。

このカット技術はパーマにも大きく影響します。パーマの良し悪しはカットで決まります。
それだけカット技術というのは重要なんですね!
カットは非常に難しい技術なんですが、

凄く楽しい大好きな技術です!

ここで番外編として、カットで失敗されたというお客様の原因です!

カットでの失敗は色々とありますが、中でも削ぎすぎというのが多いです。
そのせいでスタイリングが上手く出来なかったり、傷んでしまったり、傷んで見えたり、うまくスタイルチェンジが出来ない場合が有りますので知っておいてくださいね!

BAD!  髪を削ぎすぎる(軽くしすぎる)

これは一番多いケースです。髪を削ぎすぎてしまうとどうなるのか?
①フォルムが崩れる
②毛先がバサバサになる
③カットの持ちが悪い
④艶がなくなる
⑤跳ねる

BAD! 削ぎ方が悪い

このケースはくせ毛でもないのにクセが出ているように見えてしまうということが起こります。髪の性質を誤って使うようなものです。
後は変なところにボリュームがでてしまう。

BAD! 切れないレザー(カミソリ) 切れないハサミでカットされている

髪が痛みます。毛先が引っかかったり、絡まったり、酷いと毛先に白い点点などが確認されます。これは断毛している状態です。

BAD! フォルムが合っていない(形のこと)

これは求めるヘアスタイルと切り方が合っていないことが原因で起こります。
素材の見極めと頭のなかでの展開図が明確になっていないとフォルムバランスが悪くなってしまうというものです。

以上がボクのお伝えしたいことでした。最後まで読んでくださりありがとうございました。